【ライフデザイン学科】社会福祉特論でゲストティーチャー来学

 2017(平成29)年9月27日(水)にライフデザイン学科の「社会福祉特論」(担当教員:三岳貴彦講師)の講義で、ゲストティーチャーとして久慈市社会福祉協議会佐々木美幸氏を招きました。

 本学科の社会福祉特論は福祉レクリエーション・ワーカーの資格取得を目指すための科目として位置付けられていますが、履修モデルから介護職員初任者研修課程を学ぶ学生も多く受講しています。授業では市町村社会福祉協議会の役割の実際と災害時に設置、運営する「災害ボランティアセンター」の活動についての授業を行いました。

 昨年の平成28年8月30日、岩手県に上陸した「平成28年台風10号」による水害、土砂災害は大きな被害を及ぼしました。特に、久慈市、宮古市、岩泉町は被害の大きさから「災害ボランティアセンター」を設置。久慈市では久慈川の氾濫により市中心地が水害を受け、家屋や家具、何より例えば写真やパソコン内のデータといったお金に替えられない「家族の思い出」そのものが流されてしまったとも言えます。

 災害ボランティアセンターは被災地に駆けつけたボランティアをコーディネート(調整)する役割を持っています。様々な地域から駆け付けたボランティアと、実際に困っているご家庭を結び付ける役割を果たしています。

 災害ボランティアセンターのコーディネートによって、ボランティアは実際に被災した家庭へ出向く事が円滑になります。各世帯の被害状況にもよりますが、被災当初の対応は屋内の床に溜まった泥を履き出し、水に浸かった家具や畳を家屋から出したり、被災ゴミの処理作業を手伝いといった事を行います。地域の災害ボランティアセンターが被災された方々とボランティアの間に入る事で、被災した地域住民にとってもまずは当面の生活基盤を取り戻すための作業の人手が「災害ボランティア」で確保出来るのです。

 改めて被災から約1年が経ちました。社会福祉協議会の役割には地域での「福祉教育」もあり、授業を通して学生も「地域住民の一人」として何ができるか、改めて学ぶ機会となりました。